お問い合わせ
やましなの里について

法人の理念と基本方針

理念 どんなに重い障害があっても、人として尊重され豊かに生きるための環境づくりに努める。

  • ◇どんなに障害が重くても一人の人間として、生活者・権利の主人公である、と位置づける。
  • ◇生命・安全・健康に最大限の配慮をする。
  • ◇障害・発達・生活実態に応じた援助をする。
  • ◇職員間の話し合いを大切にし、福祉の専門家としてお互いの援助技術の向上に努める。
  • ◇楽しく心地よく過ごせる場となるように、明るく豊かな環境をつくる。
  • ◇障がいのある人たちが、地域の一員として存在し、活動に参加できるよう、地域の人達とのつながりを深め
     る。

この方針は、1992年に「療育共同作業所 やましなの里」を開所したときの指導方針を基にしています。
生活介護事業、相談支援事業、グループホーム事業など、事業の種類が増えていっても、この理念と基本方針は大事にまもっていきます。

「どんなに重い障害があっても、人として尊重され豊かに生きること」
「障害があっても普通に、その人らしさが守られて生きていける社会」

そんな社会の実現をめざして、これまでもそしてこれからも多くの人たちと手をつなぎ歩んでいきたいと思います。

法人概要

法人名 社会福祉法人 やましなの里
法人所在地 〒607-8254 京都市山科区小野高芝町56-4
電話・FAX番号 Tel&Fax:075−575−3767
理事長名 西村 清忠
設立年月日 2003年7月30日
事業目的 多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことが出来るよう支援することを目的とする
実施事業 生活介護事業所 やましなの里(生活介護)
グループホーム きらっと(共同生活援助)
ショートステイ ひまわり(短期入所)

沿革

1987年 重度重複障害児の長期休暇中の学童保育をスタート
1991年5月 「共同作業所やましなの里をつくる会」発足
1992年4月 「療育共同作業所 やましなの里」開所(山科区大塚元屋敷町)
1993年4月 移転(山科区東野狐薮町)
1997年2月 リサイクルショップ「らぶりぃはうす」開設(毎週金曜日に開店)(山科区椥辻)
2001年9月 「やましなの里法人化を支える会」発足
2003年7月 「社会福祉法人 やましなの里」の認可
2004年2月 新築移転をし、「知的障害者小規模通所授産施設 やましなの里」を開設(山科区小野高芝町)
2007年4月 やましなの里独自の緊急一時対応制度を開始
2008年4月 「生活介護事業所 やましなの里」に移行
2012年4月 創立20周年記念誌の発行と式典開催
2016年9月 グループホーム「きらっと」・ショートステイ「ひまわり」開設

ご挨拶

このたび、「社会福祉法人 やましなの里」の理事長に就任いたしました。

障がい者、とりわけ重度の障がいのある方が住み慣れた地域で暮らし続けることは、当事者をはじめご家族の方々には負担はあるけれども、大変重要なことであると認識しています。

昨今、社会福祉法人の在り方についてはイコールフッティング・内部留保公益活動・ガバナンス・経営の透明化等を中心とした取組が、来年の法人定款変更をすべく準備を急がれています。難しい運営が求められている中での就任ですが、利用者中心にご家族・従事する職員集団の理解のために皆さま方のご理解とご協力を頂き、前理事長 田中美喜子様のご意志を引き継ぎながら取り組んでまいります。よろしくご指導ご鞭撻をお願い申しあげます。

平成二十八年十一月
社会福祉法人 やましなの里
理事長 西村 清忠


やましなの里は、作業が中心の授産所では片隅に追いやられる、重い知的障がいのある人達が主人公になれる場を作りたいという親と関係者の願いのもと、3名の仲間が通う無認可共同作業所として始まりました。

どんなに重い障害があっても作業(労働)を通じて社会とかかわること、様々な体験をする中で笑顔のあふれる場面、いきいきと目を輝かせる場面を増やすことをめざして実践を積み重ねてきました。

今後も地域で生活する重い知的障がいのある人達の願いを支える法人であり続けたいと思っています。

生活介護事業所 所長 津田尚子


2016年9月からスタートした新しい事業所です。
入居されている方にとって、ご自宅で出来ていた生活ができるような住まいとしての空間の提供・温かく笑い声があふれる生活が送れる、そのようなグループホームをめざしています。

入所されている方と同じ時間を共有するようになったことで、日中活動では見ることが出来なかった姿を見られ、新しい発見でいっぱいです。それと同時に入居者の人生により深く関われていると感じています。

グループホームが始まって、重い知的障害のある人たちの地域での生活は、家族のきめ細やかな配慮があって生活されていることを実感しています。私達も入居者の方が心身共に健康で安心して生活が営めるよう細やかな支援を行い、地域での生活を支えていきたいと思っています。

グループホーム・ショートステイ 所長 澤基紘